[海上社員]
※船内組織について
船長のもとに、甲板担当(航海士・甲板部員)、機関担当(機関長・機関士・機関部員)、司厨担当(司厨部員)等に分けられており、各部門の職員、部員は相互に連携協力し合い、船舶の安全運航を維持するために責任を持って、それぞれの職務を担当しています。
船長
制服の肩や袖にある4本の金筋は船長であることをあらわします。そこには船の最高責任者としてのプライドと、積荷やスタッフを無事に目的の港まで運ぶ責任が形となったものです。そのために、船長には大きな権限と責任が与えられ、その指示のもとで船は動いています。
甲板担当(航海士、甲板部員)
航海士は、航海中の操船や見張り、GPSなどの計器や海図の管理を行うスタッフです。加えて、荷物の管理や積みおろしの監督なども担当します。甲板部員は、航海士の指揮のもとに、操船や見張り、荷物の積みおろしなどの監視業務を行います。
機関担当(機関長、機関士、機関部員)
船には、船を動かすエンジンやプロペラなどの機械に加え、ボイラ、発電機などさまざまな機械が搭載されています。これを稼動させ、監視し、整備などを行うのが機関担当の仕事です。安定した運航には欠かせない機械のプロフェッショナルとして、航海を支えます。
司厨担当
主業務は船のコックさんとして、食事面から船員の船上生活をサポートします。食事を楽しみにしている船員も多く、快適な船上生活にはとても重要な役割を担います。そほのかにも、衛生管理や船内生活のさまざまなサポート役としても活躍します。